四街道市は千葉県の北西部に位置し、東京駅から約50分という都心へのアクセスの良さと、自然豊かな環境が魅力のまちです。子育て支援や暮らしの支援など、移住者に対する様々な施策が充実しており、快適な生活を送ることができます。四街道市はホタルが住む里山や歴史的な文化財など、見どころもたくさんあります。この記事では、四街道市に移住するメリットや魅力について紹介します。
四街道市 が移住先として人気の理由3選

都心や空港へのアクセスが良い
四街道市は千葉県内でも都心に近い立地にあり、東京都心へのアクセスが良いことが魅力の一つです。東京駅から最短で約50分で到着するほか、千葉駅までは3駅です。
成田空港も近いので、高速道路を利用すれば車で約20分程度で行くことが出来ます。
自然に囲まれた住環境
四街道市は市域の半分以上が森林や農地などの自然環境に囲まれており、豊かな自然が身近に感じられます。また、市内には多くの公園や自然保護区などもあり、アウトドアスポーツや自然散策を楽しむことができます。
生活環境が充実している
四街道市内には商業施設やスーパーマーケット、医療機関などが多数あり、生活に必要な施設が整っています。また、市内には小中学校や高校などの教育施設も充実しており、子育てにも適した環境です。さらに、住宅事情も都心に比べると比較的手頃な価格帯であり、住みやすい環境が整っています。
四街道市 移住のデメリット3選
自動車の交通量が多い
四街道市は、国道51号線や多くの交通路が通っているため、自動車の交通量が比較的多いです。そのため、交通渋滞が起こりやすい地域があります。
働き口が限られている
四街道市は、田園地帯が広がる自然豊かな地域ですが、産業が偏っており、求人の選択肢が限られていることがあります。特に、高度な専門職やスキルを必要とする職種は少なく、都心部への通勤が必要になることがあります。
公共交通機関のアクセスが不便
東京と比べればどこもいっしょですが、鉄道やバス路線がありますが、都心部や周辺地域へのアクセスは限られています。特に、鉄道路線の整備が進んでいないため、車を持っていないと移動に不便を感じることがあります。また、運行本数が少なかったり、混雑していたりすることもあります。そのため、日常生活においては、車を所有したほうが便利でしょう。
四街道市 移住の際に利用できる補助金・支援金・サービス

三世代同居・近居住宅支援事業補助金制度
三世代(親・子・孫)で同居・近居をする方に、住宅取得等(住宅の新築・購入)の費用の一部を補助します。補助金額は住宅取得費用の2分の1(上限100万円)です。親世帯または子世帯の一方が市外から四街道市に転入することや、三世代同居または近居を10年以上継続することなどが条件です。
若い世代への新居購入費等支援事業補助金制度
35歳以下の若い世代が四街道市内で新居を購入する場合や、賃貸住宅に入居する場合に、購入費や家賃、引越費用の一部を補助します。補助金額は新居購入費の2分の1(上限100万円)、家賃1ヶ月分(上限5万円)、引越費用1万円です。四街道市内で5年以上定住することや、市税等の滞納がないことなどが条件です。
子育て支援
四街道市は子育て支援に力を入れており、中学生まで子ども医療費無料、中学校3年生を対象に英検受験料1回無料、小学校1年生からの英語の授業実施、小中一貫教育の推進など、様々な施策で子育て家庭を応援しています。また、保育園や幼稚園、学童保育などの施設も充実しています。
子育て世代の方で移住を検討している人は下記の記事も参考にして下さい。移住の決断やヒントになると思いますよ。
暮らしの支援
四街道市では、高齢者や障がい者などの暮らしにも配慮したサービスを提供しています。例えば、介護保険制度や障がい者福祉サービス制度を利用できる施設やサービスがあります。また、生活困窮者やひとり親家庭などに対しても相談や支援を行っています。
以上のように、四街道市や千葉県が移住者を支援する補助金制度があります。ただし、補助金の支給条件や金額には制限があり、年度が変わるごとに変更がある場合がありますので詳細については各制度の公式サイトなどで確認することをおすすめします。
四街道市ホームページ:https://www.city.yotsukaido.chiba.jp/
四街道市 土地、新築、賃貸物件の相場

土地の価格相場
四街道市の土地価格相場は、坪単価で約21.4万円~27.6万円という幅があります。これは平均的な値段であり、立地や面積、用途地域などによって変動します。例えば、JR総武本線の駅から徒歩圏内にある土地は、駅から離れた土地よりも高くなります。また、住宅用地として利用できる土地は、工業用地や農地よりも高くなります。
四街道市の土地価格相場をエリア別に見ると、以下のようになります。
・四街道駅周辺:坪単価約25万円~30万円
・物井駅周辺:坪単価約15万円~20万円
・もねの里エリア:坪単価約20万円~25万円
・大日エリア:坪単価約15万円~20万円
新築物件の価格相場
四街道市の新築物件の平均価格は、2023年3月時点で約5,000万円となっています。これは千葉県全体の平均価格(約4,500万円)よりも高く、東京都内の平均価格(約7,000万円)に近い水準です。四街道市は交通利便性や生活環境が良く、都心への通勤や通学に便利なことから、高い人気を集めています。
次に、四街道市の新築物件の価格帯別の割合を見てみましょう。2023年3月時点で、最も多い価格帯は4,000万円台で約30%を占めています。次いで、5,000万円台が約25%、6,000万円台が約20%と続きます。一方、3,000万円台以下や7,000万円台以上はそれぞれ約10%以下となっています。このことから、四街道市の新築物件は中高価格帯が主流であることがわかります。
さらに、四街道市の新築物件の種類別の割合を見てみましょう。2023年3月時点で、最も多い種類は一戸建てで約50%を占めています。次いで、マンションが約40%、土地が約10%と続きます。一戸建ては広さや間取りなど自由度が高く、ファミリー層に人気です。マンションはセキュリティや設備などが充実しており、シングルやカップル層に人気です。土地は自分で建築することができるため、個性的な住宅を求める人に人気です。
以上のように、四街道市の新築物件価格相場は高めであり、中高価格帯の一戸建てやマンションが多く見られます。四街道市は今後も人口増加や開発拡大が見込まれるため、新築物件の需要も高まると予想されます。四街道市で新築物件を探す際には、予算やライフスタイルに合わせて適切な物件を選ぶことが重要です。
賃貸物件の価格相場
東京都心へのアクセスが良いことから、ベッドタウンとして人気のエリアです。
ワンルームや1Kの物件ですが、四街道市の平均家賃は約5.9万円となっています。これは千葉県全体の平均家賃(約5.8万円)とほぼ同じですが、東京23区の平均家賃(約9.4万円)と比べるとかなり安いです。四街道市には駅近くや商業施設が充実したエリアもありますが、それでもワンルームや1Kの物件は6万円台前半までで見つけることができます。
次に、1LDKや2Kの物件ですが、四街道市の平均家賃は約7.2万円となっています。これは千葉県全体の平均家賃(約6.9万円)よりもやや高めですが、東京23区の平均家賃(約13.3万円)と比べるとかなり安いです。四街道市には築年数が新しい物件や設備が充実した物件もありますが、それでも1LDKや2Kの物件は8万円台前半までで見つけることができます。
最後に、2LDKや3DKの物件ですが、四街道市の平均家賃は約10.1万円となっています。これは千葉県全体の平均家賃(約9.5万円)よりもやや高めですが、東京23区の平均家賃(約18.4万円)と比べるとかなり安いです。四街道市には広々とした間取りや駐車場付きの物件もありますが、それでも2LDKや3DKの物件は12万円台前半までで見つけることができます。
四街道市 移住でおすすめのエリア3選

四街道駅周辺
四街道駅は、JR総武本線と成田線が乗り入れる四街道市の中心駅です。駅周辺には、ショッピングモールやレストラン、カフェなどが充実しており、生活に便利なエリアです。また、駅前には四街道市役所や四街道市民会館などの公共施設もあります。四街道駅周辺は、都会的で活気のあるエリアです。
Ciel farm(シエルファーム)
四街道市の観光の目玉といえば、Ciel farm(シエルファーム)です。ここは農業体験や動物とのふれあい、カフェやレストランなどが楽しめる複合施設で、家族連れやカップルに人気です。季節によってさまざまなイベントも開催されており、一日中飽きることなく過ごせます。特におすすめなのは、自分で収穫した野菜や果物を使って料理を作る体験です。新鮮で美味しい食材を使って、自分だけのオリジナルメニューを作ってみましょう。
香取神社や円福寺
四街道市の歴史を感じられるスポットとして、香取神社や円福寺などの神社仏閣があります。香取神社は千葉県内でも有数の古社で、国道126号線沿いにあります。境内には本殿や拝殿のほかにも、狛犬や石灯籠などの歴史的な建造物が多く見られます。円福寺は千葉県内最古の木造建築物とされる本堂があり、国の重要文化財に指定されています。本堂には平安時代の仏像が安置されており、見事な彫刻技術が感じられます。
四街道市のハザードマップ

四街道市のハザードマップは、災害時における避難場所や平時からの心構えなどを示したものです。市では、令和4年3月に最新版のハザードマップを更新しました。ハザードマップの内容や活用方法について紹介します。
四街道市のハザードマップには、以下のような情報が掲載されています。
– 地震、風水害、火災などの主な災害に備えるための対策や注意点
– 土砂災害警戒区域や浸水想定区域などの危険箇所の分布図
– 指定緊急避難場所や指定避難所などの防災施設の位置と概要
– 24時間対応AEDや土砂災害警戒区域一覧などの防災関連情報
– 災害時における避難情報や問い合わせ先などの連絡先
– わたしたちの防災対策やわが家の防災メモなどのチェックリスト
ハザードマップは、冊子版とWeb版の両方で公開されています。冊子版は、市役所や各支所、図書館などで配布されています。Web版は、市のホームページからアクセスできます。Web版では、パソコンやスマートフォンから、いつでも自分の住んでいる場所や周辺地域の防災情報を確認することができます。
ハザードマップを活用することで、以下のようなメリットがあります。
– 災害時における自分や家族の安全確保に役立つ
– 災害時における適切な避難行動を促す
– 災害時における避難所での感染症対策を支援する
– 災害時におけるライフラインや交通情報を把握する
– 災害時におけるペット対策を考える
四街道市では、これからもハザードマップを更新していく予定です。移住する場所に限らず、自分が住んでいる場所のハザードマップは確認しておいた方がいいですよね。
四街道市防災ハザードマップ :https://www.city.yotsukaido.chiba.jp/kurashi/bohan/bosai/hazardmap/hzmap.html
四街道市防災ハザードマップ(Web版):https://www.city.yotsukaido.chiba.jp/hazardmap/agree.html
まとめ
四街道市は千葉県の北西部に位置する市で、人口は約10万人です。東京都心からは約40キロメートル、成田空港からは約30キロメートルというアクセスの良さが魅力です。また、自然豊かな環境で、市内には四街道川や多くの公園があります。四街道市は「ふるさと創生」や「まちづくり」に力を入れており、住民の参加や協働を重視した取り組みが行われています。
都会と自然のバランスが取れた立地と言えるでしょう。千葉県の魅力は下記のブログでもご確認下さい。
